その他専門外来OTHERS
その他さまざまな目の病気にも、対応しております。
専門性の高い病気にも対応しており、経験のある視能訓練士や専門スタッフが予約にて担当しております。
- 治療用コンタクトレンズ外来
- ロービジョン外来
- 色覚検査
- 舌下免疫療法
コンタクトレンズの専門スタッフが月2回担当しています。
【第1火曜日の午後】【第4金曜日の午後】の予約制になりますのでお問合せください。
円錐角膜レンズ
角膜の形状が突出した円錐角膜の患者様用のハードコンタクトレンズを取り扱っております。
通常のコンタクトレンズでは形状が合わず、ズレやすい、痛みがある、見づらい、異物感があるなどの不快感が生じます。円錐角膜用コンタクトレンズは、レンズの裏側が突出した角膜形状に合わせて作製されています。

円錐角膜
黒目(角膜)の中央部分が薄くなり突出してくる病気です。
10代で発症し徐々に進行し、見えづらい、物がぼやけるなどの症状が出ます。

| 主な症状 |
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|---|---|
| 考えられる原因 |
はっきりとした原因が不明ですが、アトピー性皮膚炎・ダウン症候群などの全身疾患に合併することが多いといわれています。 |
| 検査・診断 |
角膜形解析検査
角膜の球面性を色分けにて解析し、角膜の形状が緩やかなところを「寒色」に、角膜の形状が急なところを暖色で表示します。
細隙灯顕微鏡検査
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| 主な治療法 |
ハードコンタクレンズで矯正することが、見やすさの改善だけでなく、進行予防にもなります。 |
強度遠視・無水晶体眼レンズ
生まれつき強度遠視の方や無水晶体眼の方にはレンチクラール加工を施したハードコンタクレンズを処方しています。
+5.0D以上のハードコンタクトではレンズの周辺を薄くするレンチクラール加工することで、レンズの安定が良くなります。
また、最近では使い捨てソフトコンタクレンズの規格が拡大し-24.0D~+10.0Dまで、従来型ソフトコンタクレンズではー25.0D~+25.0Dまで取り揃えています。
虹彩付きレンズ
「シード 虹彩付ソフト」は、虹彩欠損症、角膜白斑などにおける整容や、羞明感の軽減の他、多くの眼疾患に適用可能であり、視力補正も可能にしたソフトコンタクトレンズです。
5種類のタイプと4種類の虹彩色をそろえ、全19通りのパターンから選択が可能です。

ロービジョンケアとは
網膜色素変性、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、緑内障などの病気が原因で、視力が低下したり、視野が狭くります。
日常生活や仕事、学校において困難を感じられる人に対してロービジョンケアを行っております。ロービジョンケアとは、視力低下や視野狭窄、その他の視機能低下により生活に困難をきたしている方を対象に「今ある目の機能を最大限に利用し、効率よく、楽しく生活していただくための治療」です。
「本を読みたい・・」「散歩に行きたい」などのご希望がありましたらご相談ください。
生活面での不安、今後の将来に対する不安も、お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
ロービジョンケアの流れ
視力検査、視野検査を行い、現在の視機能を正確に評価します。
該当する方には、身体障害認定の手続きを進めます。
遮光眼鏡の選定、眼球運動訓練、iPadを使用した訓練、視覚補助具(ルーペなど)の選定を行います。
さらに、白杖訓練、歩行訓練、料理、掃除、音声パソコンなどの訓練が必要な方、ご希望の方には、対応可能な福祉施設などの情報提供、紹介を行っております。
※ 美和医師の診察を受けていただき、症状に応じて後日視能訓練士の予約になります。
当院では視覚障害の認定手続きに必要な検査を行っています。
眼の機能は、視力、視野、色覚などがありますが、身体障害者福祉法に規定されている視覚障害は、「矯正視力」と「視野」の程度により区分されます。矯正視力とは、近視や乱視などの矯正眼鏡をしたときの視力です。
視野は、視線をまっすぐにして動かさない状態で見えている範囲をいいます。
ロービジョンエイド(補助具)
| ● 遮光眼鏡 | |
|---|---|
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遮光眼鏡はまぶしさの要因となる短波長光を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた特殊カラーフィルターレンズです。まぶしさにより白く靄(もや)がかっているように見える状態を、短波長を取り除くことでくっきりさせ、コントラストを強調させます。サングラスのように視界が暗くなり見えにくくなることはありません。身体障害手帳の「視覚障害」をお持ちの方は補助金の申請が可能です。 「まぶしくて見えにくい」とお困りの患者様はご相談ください。 |
| ● 拡大鏡(ルーペ) | |
| 物体を拡大して見ることができるレンズ(虫眼鏡)です。ルーペには低倍率、高倍率のものがあり見え方が異なります。LEDライト付のものや、置き型のものなどがあります。 | |
| ● iPad(アプリ) | |
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最新のロービジョンケアとして、iPadが利用されています。 視覚障害者向けのアプリがあり、拡大鏡機能・白黒反転機能・読み上げ機能など1台で日常生活に役立つ機能を紹介しています。 |
色覚(色の感覚)とは
目の奥の網膜には色を感知する錐体細胞があります。
錐体細胞には赤色を感知する赤錐体、緑を感知する緑錐体、青色を感知する青錐体の3種類があります。
3つの錐体細胞が正常に働くことで、私達は様々な色を認識しています。

先天性色覚異常(赤緑異常について)
先天性色覚異常とは、生まれつき錐体の異常があり色の認識が正常とは異なっている状態を言います。青錐体の異常は非常に珍しく、先天性色覚異常とは赤錐体の異常、緑錐体の異常の赤緑異常をさします。
色覚異常にはタイプや程度の違いがあります。天気が悪い日や暗い部屋など、条件が悪い所では色の区別が難しくなるため、生活での工夫も必要となることがあります。
色覚検査で色の感じ方(色覚)を確認することで、見分けにくい苦手な色の組み合わせなどを理解することにつながります。
右図のような色の組み合わせが見分けにくいと言われています。
先天性色覚異常は、日本人の男性の約5%(20人に1人)、女性の約0.2%(500人に1人)と言われています。

色覚検査の方法と流れ
まずは仮性同色表を用いて色覚以上のスクリーニング、型分類を行います。
標準色覚検査表・石原色覚検査表
色の異なる背景にかかれある数字や曲線がどのように見えるかを答えてもらいます。色覚異常の型によってどのように見えにくいかを判断します。
前項で異常が出た場合は、色相配列検査で程度分類(強度の異常かどうか)を行います。
色相配列検査(パネルD15)
15個の色票を、固定色票を基準として似ている順に色並べしてもらいます。
前項の検査で異常が見つかった場合は、色覚異常と診断されますが、わずかながら偽陰性、偽陽性も存在するため、確定診断はアノマロスコープという特殊な機械で行います。
アノマロスコープ
赤緑色覚異常の型分類を確定診断するための器械です。
半円の上下の色を近い色になるように色合わせする検査です。
いずれの検査もある程度の理解力、集中力を要するため、低年齢で検査しても信頼性の高い結果を得ることはできません。
正確な検査結果を得るには仮性同色表、色相配列検査では小学校低学年以降、アノマロスコープでは進路や職業を考え始める中学生以降が目安です。またお子さまの場合その日の体調や気分により典型的な結果が得られない場合もあり、日を変えて何度か検査をする場合もあります。
舌下免疫療法とは
舌下免疫療法はアレルゲン免疫療法の一つで、アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から舌下投与することで体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげたり、根本的な体質改善が期待できる治療法です。
これまでのアレルゲン免疫療法は、皮下に注射する「皮下免疫療法」だけでした。近年、舌の下で治療薬を保持する「舌下免疫療法(sublingual immunotherapy:SLIT)」が登場しました。
舌下免疫療法は皮下免疫療法のような痛みがなく、自宅で服用可能なことから頻回の受診も不要になります。また、アナフィラキシーショックのような全身性副反応が少ないなどの利点があります。
ただし、服用量や服用方法、副作用に対する対応など、治療について患者さまにご理解いただく必要があります。
- 自宅で服用できます
- 頻回の通院が不要です
- 根本的な体質改善が期待できます
- 長期間、毎日継続する必要があります
舌下免疫療法の種類
わが国における舌下免疫療法では、スギ花粉症とダニアレルゲンによる通年性アレルギー性鼻炎が保険適用となっています。アレルギー性結膜炎にも効果があります。
| スギ花粉症 | シダキュア(スギ花粉飛散時期の終了する6月以降に開始します) スギ花粉舌下錠 |
|---|---|
| ダニアレルギー | ミティキュア ダニ舌下錠 |
当院では、シダキュア(スギ花粉舌下錠)とミティキュア(ダニ舌下錠)が処方可能です。
期待できる効果
長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。
症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。
- くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどのアレルギー症状の改善
- 喘息症状の改善
- アレルギー症状による生活の質の改善
- アレルギー治療薬の使用量の減少
- 経済的効果
舌下免疫療法の注意点
スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎であっても、舌下免疫療法を受けられない方がいます。次に該当する場合は、当院では治療の適応外となります。
- 重い気管支喘息がある方
- がんや免疫系の病気がある方
- 免疫不全の病気をお持ちの方
- 妊娠中の方
- 授乳中の方
- アレルゲン免疫療法の治療でアレルギー症状を引き起こしたことがある方
- 重度の心疾患や肺疾患、高血圧がある方
- 他のアレルゲンに対しても反応性が高い方
舌下免疫療法の流れ
初回の診察
問診・アレルギー検査
初回の診察では、問診や血液検査などを行います。検査結果を医師が確認し、舌下免疫療法が可能と判断された場合のみ、治療が開始されます。
- 当院では、指先からの少量採血により、スギ・ダニを含めた8種類のアレルギー検査が可能です。約20分で結果が出ます。
- 他院で受けた検査結果をご持参いただいても構いません。
- スギ花粉症の方は6月~12月に治療開始となります。
診察・アレルゲン初回投与 要予約
- 医師の指導のもとで、院内で治療薬の初回投与を行います。
- 投与後30分は院内で安静に過ごします。
- 体調などに変化がないことを確認した上で、診察終了となります。
自宅での服用
初回の治療薬投与に問題がなければ、翌日から自宅での服用を開始します。
1週間後検診・増量 要予約:平日午前
- 1週間後に再度受診し、内服量(アレルゲン)を増量します。
- 初回と同様に、30分間の院内安静が必要です。
- その後、1カ月間は自宅での服用となります。
1カ月後検診・定期検診 予約不要
1カ月後に検診を行います。その後は、3~4カ月ごとの検診となります。
舌下免疫療法にかかる費用の目安
舌下免疫療法では、定期的な受診と毎日の治療薬の服用が必要です。
検査・お薬代は保険診療です。
乳幼児・こども医療費助成の対象となります。
神戸市では、乳幼児・こども医療費助成を利用した場合、月2回までは1回400円、3回目以降は自己負担0円となります。
- ※舌下免疫療法は、すぐに効果が出る治療ではありません。
- ※花粉症のシーズンに症状が出た場合は、薬物療法と並行して治療を行うことがあるため、治療にかかる費用が増える可能性があります。
服用方法
1日1回1錠を舌下投与します。舌下投与後は1分間はつばを飲み込まず、保持します。飲んだ後は5分間、うがいをせず、飲食を控えましょう。
シダキュア・ミティキュアは、舌の下に置くと、すぐに唾液で溶けてなくなります。他の錠剤よりも湿気を吸いやすく、やわらかいのが特徴です。
いつから効果を実感できる?
スギ花粉症の舌下免疫療法では、治療開始後の初めてのスギ花粉飛散シーズンから、ダニアレルゲンによる通年性アレルギー性鼻炎の舌下免疫療法では、治療を開始して数カ月後から効果が期待されます。
年単位で継続することで最大の効果が得られると考えられます。全体的に症状が緩和され、年々症状が軽くなっていくような改善が期待されます。
- スギ花粉症:治療開始後、初めて迎えるスギ花粉飛散シーズンから
- ダニアレルギー:治療開始から数カ月後より
- 最大の効果を得るためには、年単位での継続が必要です
副作用
アレルゲンを舌下投与することから、局所または全身性のアレルギー反応が生じることがあります。























